『未確認で親睦形』 ~もはや実家みたいに安心すると思いますので、確認しにきてください。~

やぁ、元気だったかい。
みかくにんぐッ!箱推しおじさんだよ。


というわけで、イベントレポートをしていこうねえ。
…お分かりかと思いますが「矢文」で登場するおばあちゃん文体のパクりです。

開演まで

まぁBD-BOX発売記念のリリイベという応募する方としては胃がキリキリ痛むイベントだったわけですが、無事に当選しましたよ。
パッと裏を見てB列って書いてあって、すごい、かなりいい席だ!と思ったんですけど。
当日会場に入ってみたら、A列は8-16の中央ブロックにしかなくて、端だった私は偽最前でした。
嬉しい誤算。やや背が低い私は前に遮るものがないだけで本当にありがたい。


そして着席したら紙があったよ。


うん。キャストへのサプライズマスゲームだよ。
普通に団体行動が苦手なオタクなのでちょっとウッと来るものがあったけど、やらない選択肢は選べないのだしやるからにはちゃんとやろうと覚悟を決める。


開演15分前くらいにジャンボさんが登場して前説、サプライズ演出に至るまでの段取りなどをなんとなく説明する。
しかしその時私はかなりそわそわしていた、何故なら隣のオタクが未だに到着していなかったからだ。
前説が終わり淡々と時は過ぎるが現れないオタク。
59分を回り鍵垢に「まだこない」と遺言を書き残してケータイをしまったその時、ようやくオタクが来てくれた!
前述の通り偽最前でステージからはかなり目立つ位置なので、空席が見えるだけでもアレだろうし仕方が無いから本当に来なかったらこれ2枚上げようかなとか考え始めていたところでしたよ!
若干そのイラッと感と安堵感が出てしまったのか、ガラにもなくそのオタクに向かって「急いでこの紙だけ読んで!」とか言ってしまったのは内緒だ。
そのオタクも当選ハガキと身分証しまう前に説明文を読んでくれてありがとうな。
…でも今にして思うと、その時パーテーション*1の向こうには既に3人が待機していたはずなので、たぶん聞こえてないとは思うけどかなり危ういことをしていたのだなぁ、と思わなくもない。

開幕

開幕ライブ。


1: とまどい→レシピ


あっすごいとまどい→レシピだ!すごい!ステージ偽最前にしては遠いなとか思ってたけど全然近いわなにこれすごい!
とか思ってた気がする。何がすごいんだ。
何を隠そうちゃんと(?)ゆーりがこっちの方を見て微笑んでくれたことが本当に嬉しかった。
しかし私個人(や他の誰か)を見つけてレスを配るようなことをしなかったようなので本当によかった。下世話だけど成長を感じた。
レスはね、オタクがもらったと勘違いするギリギリぐらいがちょうどいいよ、狙ってなかったとしても狙ってたとしてもね。


ダンスはしっかりレッスンもしたんだろうし、なんだかんだいっても長く踊っている一曲なので安定感がありましたね。
私もそこまできちんと映像を見返したわけでもないのにすっと動きが出て来てよかった。
今日もマイペースフリコピおじさんしてたんだけど、歌唱形ではやや多かったfuwa4勢が少なくて、リリイベ参加者の密度の高さを感じたなぁ。


あと一目見てもう高まってしまったのは、歌唱がソロになるAメロの時、とまどい→レシピは遊んでる二人が背中合わせに立ってリズムを取るんですが、
初っ端のカッターソロで照井吉田が高まりすぎてストレッチ(ペアで背中伸ばすアレ)を始めたところですね!
2番のゆーりソロでも照井松田いちゃいちゃするしゆーり見たいけどいちゃいちゃも見たいってなってもう笑いが止まらなかった。


まーそんなところか。なんか1曲目でかなり来てよかったな、ってなってた気はする。

トークパート

テーブル椅子運び込まれてトークパート。客着席。
テーブルの上にはスコーンとミルクティー。


今回は「反省会」と称して「旅行形」のNGシーンや振り返りをやっていくよ。
まずは謎のアイキャッチ、3人分あったのだが確かに見覚えはない、が、明確にボツになるような理由も思いつかない感じの。
おばあちゃん曰く、「可愛いけど、なんか昭和っぽい。」がボツ理由だったらしい。
納得感は無いがカッターがギリ平成生まれだと知らされてショックを受けるぱるにゃすさんであった。
…でもこのくだりなんかデジャヴを感じたんだけど気のせいかな。


続けて「旅行形」のトークパートであった「矢文」でのサプライズシーンを振り返る…
と見せかけて実際にステージ上にも「矢文」が来る展開。台本にはなかったサプライズだ。
流れている映像と同じようにキャストが一人楽屋に呼び出されて戻ってくると何かを持ってくる、という趣向。
カッター:変顔眼鏡、ぱるにゃす:おかめさんのお面?、ゆーきち:バームクーヘン
という時間を掛けた割には若干練り込みに欠ける感じのサプライズだった。
が、まぁこれは最後にやる本当のサプライズを円滑に進めるための布石だったんでしょうね、いろいろと。


このパートで面白かったのは、ゆーりが
「一人ラジオもやるようになったから台本にきちんと棒線波線とか使い分けてチェック入れたのにこんなもん全然意味ないじゃないか!」
とキレたところ。キレてることは面白いし、エピソードとしてはいい話だし、なんかすごくよかった。


続けてカットされた「茶番」シーンを見てみよう。
ということでカット理由は明白で下ネタでした。ゆーりさんが。
お題まで流した時点で立ち上がって止めようとするゆーりが若干マジトーンでこれはこれで。
なんとなく詳細は伏せるけどまあそこまでひどい下でもないしお題がお題だろ、という感じではあったのですが。
別に下ネタは嫌いじゃないけどこの作品では合わないから抑えてたんだよ!とかこの時夜深かったからだよ!とか言い訳する様子もほほえまーでした。


というところで「茶番」のリベンジをしよう!ということで矢文で茶番のコーナー。
謎の「タイムパラドックス」システムが導入され、茶番がgdり始めた時に誰かが「タイムパラドックス!」と叫ぶことで時間を停止し、予め用意された小道具を使って事態の打開を図ることが出来る、という意欲的な進化を見せていました。
まーそのシステムが有効活用されたかどうかは…微妙でしたが。そもそもパラドックスではないし、とか。
でもこのシステムを使って「茶番内茶番」とかいうウルトラCを繰り出し、最後の1回って言われてるのにお題を全消化するまで止めず、「巻けって言われてもサプライズ仕掛けて来たおばあちゃんの言うことなんか知るか」とどんどん勝手をやる彼女達が頼もしかったですね。
茶番の詳細は説明しても面白くならないから省きますが…やっぱ私はこれが一番好きですねー。楽しかったなーホント。少なくとも今年一番笑った。


あとなんかよかったのかな?と思いつつ印象に残ったのは、彼女達の「その後」の出演作をパロったお題があったこと。
まぁ露骨に媚び媚びなパロディは私の趣味趣向とはあまり合わないですが、以前は出来なかったことが今は出来る!と考えるとなんか感慨深いのかもなぁ、ってうかつにも思ってしまった。
「マリク・エム・パーンチ!」(混ざった必殺技)とか、いろいろ雑に混ぜて「タイムパラドックス」中にゆーりがスカート翻してはいパンチラとか言いながら時間を巻き戻したりとか。
なんかね、保護者目線で甘いジャッジしてるなーとしみじみ思うけど、でもよかったのさ。


散々大暴れしてトークはおしまい。

幕間

テーブル捌けとメイク直しの間にVTR上映。


「旅行形」でも登場した「河童先輩」のメイキング?とは違うけど、それを演じていたTOHOの方の素顔が。
素人っぽいのに貪欲というかほしがりな出方するよなぁと思ってたけど、そんな感じで、なんか名前(ニックネームだけど)まで出ちゃって。
悪ノリスレスレですが、アットホームな感じはよかったかなーと思います。


続けて「茶番」NGその2。
30周年記念ライブのみかくにんぐッ!というどこかで見たことがあるようなネタ。
ですが何故か計ったかのように「最近の技術でタイムスリップが出来るようになった」と彼女たちは当時のみかくにんぐッ!に会いに行こうと言い出すのであった…
という狙ったかのような美しい流れ(?)でライブパートへ。

ライブコーナー

2: まっしろわーるど


歌唱形ミックスだった。まぁ流れ自体歌唱形を踏襲してますしね。
なんだろうな本当に好きなんですよね。
でも「まっしろわーるど」ほど最前センターで見たいステージはないんですよね、それはちょっと悔しいなぁ。高望みしすぎだけど。
振りもダントツに可愛いしなんかもうすごいよなぁ、唯一無二だよなぁ、と語彙貧弱になる。
「かえしませーん!」もいいよね、もはや来ると分かりきっているはずなのにいい。


MC1。
そもそもとまどい→レシピの話も全然してない!ということに気付いて2曲の話をここで。
TGS以来ですねーとかどうでしたかー?とか。


あと幕間VTRの河童先輩の話。
「旅行形」のロケ中河童が目立ってたせいで一般の環境客に3人はほとんど声を掛けられずスムーズに進行できた、というさもありなんな話とか。
あとよかったのは寒いから防寒しっかりしてね、と言ってた3人のマネージャーが全員風邪引いたとかいう話がバカバカしくてよかった。
今書いてて気付いたけど日枝神社再参拝の話とか聞きたかったなー。


次の曲。
立ち位置について「もう何やるかわかったー?」って聞かれたからいえーいみたいに返したけど正直あれが今までの人生で一番
「このフォーメーションはー!?」
って叫ぶにふさわしいタイミングだった気がする。過去未来両面で一度も叫ぶ予定ないけど。


3: ぜんたい的にセンセーション


歌唱形の時ほど流れでエモり散らかされなかったけど、やっぱりCメロ〜落ちサビの流れは反則的にズルい。素敵。
好きってほんとなんなんだろう。なんですよ、やっぱり。


という不自由感想はおいといて、歌唱形ではフリコピが不完全燃焼だったのでフリコピおじさんとしては雪辱を果たした一曲でもありました。
すこしそーとでぶらぶらしちゃおうよ(ぶらぶらぶらぶらx2)とか楽しかったー。
しょっぴんかーとにつまれたーもーやーもーやー(ぐるぐるぐるぐるx2)。
この曲はフォーメーションがすごく複雑で、3人の並びもころころ変わるし本当に見ていて楽しいですよね。
ただでさえ忙しいのに短い間奏中に左右に手を振りにいく、という移動もあってせわしないんですが、これが小走りで間に合ってるところがステージの狭さを感じさせましたね。
というか歌唱形はステージが例外的にクッソ広かったんだよなぁ。あとはAJがやや広ぐらいか。
何故か手を振りに行ったのにお辞儀してたんだがあれはなんだったんですかね。アドリブですか。


MC2。
息も絶え絶えな感じで。お水休憩とか。
誰もおみずおいしー?って聞かなかったのに自分からそういうのいらないですから!って言って行くゆーりさんの余計なこと言いスタイル。
じゃあ私が聞く、とオタクポジを取りに行くカッターさん。
自分から「おみずおいしそう?」って聞けば、とかまぜっかえすぱるにゃすさんの世界観が相変わらずかわいらしいですねー(ほほえま)。


この曲は披露するのまだ2回目なんですよー、とかでも最初に録ったからすごく長く付き合ってる感じがするー、とか。
エモエモしながらうんうん頷いて聞いてました。


次が最後の曲なんですけどー(えー!?)、コールアンドレスポンスがー、みんなわかりますー?(はーい!)そもそもどの曲だよって話ですけどね!
とか言ってぬるっと曲名をバラし、コール練習をすることに。
まぁおおよそ完璧。ということでほとんどリピートせずにそのままラストの曲へ。


4: 未確認ふゅーちゃー


いやまぁ元々なんかアンセム感というか祝祭感というか、そういうのはある曲だなと分析的には思っていて。
でもアルバム初出曲で、歌詞がちょっと説明的すぎて、ライブで聴いてみたいけどバッチリとは刺さらないなぁとか思ってたんですけど。
すごくよかったです。ストレートに未来を指向していることの強さというか正しさというか。
すとんと胸に落ちるものがあった。
そしてこの曲はソロパートが多いのがいいよね。演者が感極まってるのがちゃんと伝わってきてそれもよかった。


しかし振りが大変そうだった!細かく動くこと動くこと。
ソロが多いということは残り二人フリーな時間が長いということでそれだけダンスが大変になるということも意味するのだ!ということを思い知った。
パターンの繰り返しだからそこまで覚えるのは苦労しないだろうけど体力的にはキツそう。歌いながらだもんなぁ。
たぶん他の人も言ってるだろうから言っちゃうけどパターンの中の一つに「左右の人に気を遣った小さめのロマンス」みたいな動きがあって笑った。
ここでロマンス打てば声優さんと対面打ちできるんじゃね!って思った。ロマンス打ったことないけど。
こんなことを言うとクソオタクが大挙してきそうだからここだけの秘密だぞ!っていうか次回披露はいつになることやらですけど。


またしてもへとへとになり、水を飲みながらエンディングへ。

エンディング

カッター、ゆーきち、ぱるにゃす、の順で最後のめっせーじ。
久々にやる「楽しカッター」がめっちゃ楽しくて、我ながらまじかって思ったね。


そこまで湿っぽくもなく、カッターもゆーきちも
「今でも好きでいてくれて嬉しい、今日の私たちがいてイベントが出来るのもスタッフやファンのみんなのおかげ」
というようなことを、しかし彼女達の色が出た言葉選びで述べてくれました。
「浮気してるの知ってるけど、ちゃんと帰って来てよね」というゆーり、上手い言い回しを覚えやがってという感じ。
浮気は浮気だけど、でもそれが悪いと咎めるわけでもない、という落としどころはすごくいいんじゃないかなー、と思います。
でも彼女の本当のパートナーになれる人はあの嫉妬深さを満足させなきゃいけないんだろうし本当に大変だなぁ。幸せになって欲しい。


で、ぱるにゃすが何か言おうとしたところで「矢文」。ここから前説の説明があったくだり。
中身は「おばあちゃんじゃないよ、チェリーだよ」ということで原作者先生からのお手紙でした。
BD-BOXの感想とキャストへの感謝が綴られた、まードライに言えば平凡な手紙でしたが、ストレートな言葉遣いだったし照井吉田の両名にはかなり刺さっていたようです。
あ、手紙を読み上げたのはカッターでした。
んで、ずるいよーとかめそめそとぱるにゃすが言葉を発しようとしたところで、袖からジャンボさんが合図。
で、冒頭のマスゲームと相成ったわけでございます。


カッターは目をまん丸くして驚いていたけど残り二名はあっさり決壊でしたね。まぁ仕方ない。
まんまと騙された!と前説中に3人が別室に移動させられていたことを興奮気味にまくしたてるカッターも泣く訳じゃないけどドッキリ大成功感があってよかったですね。
「お前等裏切りやがったな!」という照れ隠し感のコメントもカッターらしかったですね、お前顔真っ赤だぞ。
その後後ろのモニターでネタばらしがあり、3人は「結婚することになった河童先輩役のTOHOの人のためにサプライズお祝いメッセージを収録する」という体で別フロアに移動させられていたそうです。
ですが結婚自体が仕込みでウソ、ということでそれにひどい!と即座に憤慨する照井吉田はやっぱりものすごくいい子だなぁと思ったのでした。
その後に「まんまと騙された3人が収録したお祝いメッセージ」を晒すことで笑いを提供し涙を引っ込ませる、というなかなか巧妙なサプライズでした。


感情の奔流に飲み込まれながらも、25分押しだから巻けと言われながらも、どーにかこーにかぱるにゃすが最後の挨拶。
「以前は感情を素直に出せない人だったけど、この作品を通じてみかくにんぐッ!の仲間に出会えて変われた」というコメントは、いつもは見られないぱるにゃすの本音な感じがしました。
別にそういうつもりもなかったんだろうけどサプライズの思わぬ副産物、という気がします。ステージ上では普段は言わなそうな感じのコメントだった。
この時「だけ」ゆーきちを「吉田」と呼んだのも相まって、あぁ、これが今の照井春佳なんだな、と思った。
「変われた」というのは多分今現在から過去を見た時の評価であって、単純には気の置けない仲間が出来た、ということなんだろうと思うけど。
スタッフと軽口を叩き合いながら和やかに仕事が出来るようになった、というのは本当にそうなんだろうな、と思えて。
なんかすごく嬉しかったんですよね。「今日はみなさんとも本音で接することが出来た気がする」って言われたら俺もって思うよね。思うだけだけど。


最後にお辞儀をして〆。

アンコールっぽい何か

客電が上がらなかったのもあるけど、拍手が鳴り止まなくてみんな本当に楽しかったんだなってなんか素直に思った。
でも誰もアンコールって言い出さなかったのは本当に幸いだった。
まじでクソ押してたっぽいので。


後説?な感じでジャンボさんが出て来て「まじでやばいから終わりです、忘れ物しないでね」と言いに来た。
…のだがいきなり袖からいえーいとか言いながら浮かれて3人が出て来た。
「やられっぱなしは気に入らないからジャンボさんにサプライズ」とかなんとか言って。
それもまぁ若干本心なんだろうけど、でもあの長い拍手の間に言外のコミュニケーションがあって、それを3人が勝手に感じ取って勝手に出て来たんじゃないかなって。
なんとなーくそんなことを思いながらも。


別に何をやるというわけでもないのでみんなに手を振ってわいわいして、最後に「わかってる?」を3人同時でやって、お別れとなりました。

感想

今回この記事を書くにあたって
advantage.hatenablog.jp
をざっくりと読み返したんですけど。
っていうか別にここに書くようなことでもないけどゆーりちゃんにだけお手紙を出したんですけど。
手紙に書いていたことも、そのブログに書いてあることも、今回イベントで節々で感じたことも、全部同じで。


「みんな変わっていってそれが素晴らしい、でも好きだったものは変わらずにそこにある」


というような主題なんだなぁと思います。


放送当時にはなかった各キャストのそれぞれのレギュラーアニメであったり。
スタッフにお世話になりっぱなし、スタッフに振り回されっぱなしの新人から、対等に殴り合う関係への変化であったり。
また3人の間の関係性であったり。
彼女たちはどんどん未確認の未来に向かって進んでいて。
原作もまだまだ続いていて。
ファンのみんなもそれぞれ別の作品を好きになっていて。
でも、仮想的な「アニメ未確認で進行形/みかくにんぐッ!」という場は変わらずにここにあって。
ずっと好きで居る限りそうなのだ、という、言ってしまえば単純な事実を、身体でというか、心でというか、理屈以上の何かで分からされるイベントでした。


ちょっとしょーもないことを言いますけど。
私実は「みでしは永遠」という言葉、そーんなに好きじゃないんですよね。
別にそんなお題目が無くたって、みんながずっと好きでいれば永遠に決まってるし、それはこの作品の特権性でもなんでもないだろ、と理屈では言えるわけだから。
声優さんがそういうこと言うのも、特定の作品に対する特別扱いと受け取られかねないから感心しないなーとか保護者目線で思ったりもしたし。
で、私は理屈っぽい人間なので、理屈でちゃんと納得できればそれでよしと出来るんですよね、真面目に。
ただまぁ、理屈が分かるということと、心で分かるということはなんか違うなって今回思ったし。
世間一般の人は理屈で納得してロジカルに行動できるほど強くない、ということぐらいは承知しているつもりだし。
お題目を唱えることによる効果、というのもバカにはできない、というのも(これは理屈ですが)理解はするので。
まー、そーゆーことなら、まぁそーゆーフレーズを使うのもよしとしてやらんでもないか!とか思ったりなんかしたんですよ。
という本当にこれはしょーもない戯れ言です。私の許しがあるからなんだというのだ。


閑話休題
つまるところ、他作品のフレーズを引用するのは大変気が引けるのですが一言で言えば
「思い出は未来のなかに」
ってことだと思います。
実家のような安心感の中に、着実に成長を見つけられて本当に嬉しかったです。
なんだろうな、割とまじで「孫が実家に帰って来たらめっちゃでかくなってて喜んでるおばあちゃん」ポジな感じがしたよね。
MC中に「サプライズ共犯だしずっと見守って来てくれたしみんなも最早おばあちゃんだよね」というコメントがあったけど。
今日の俺は完全に保護者だった感あるし、なんだろうな、にへら笑いじゃなくて、にこにこと微笑みを浮かべてイベントを見ることが出来ました。


なんだろうね、理屈ではどうこうとか言いながら、声優が絡んだ状態で作品と心中することに成功したことがないので。
大体2期3期と続いておかしくなったりするパターンなので、続き望みながらも少し怖さもあるんだけど。
でも、なんだろうな、カッターがちらっと言ってた「また会う日まで」っていう表現がしっくり来た。
きっとまたそのうち会える気がするし、時々実家でみんなで集まろうよ、そんなほっこりした気持ちで今回は〆としたい。


歌唱形の記事
advantage.hatenablog.jp
の最後を承けて続けるならば。


2016/4/24現在、自称:みかくにんぐッ!のファン第1号、みかくにんぐッ!のイベント全通継続中!

*1:ヒューリックホールはコンサートホールではないので舞台袖がホールの一部をパーテションで区切る形で作られているだけの簡易な箱でした。ちなみにジャンプ禁止。